ついにできた!?「夢の充電方法」で走るバス、万博で運行へ 将来は高速道路への実装も視野
1回運賃はちょっとお高め。
大阪・関西万博で走るバスは「未来フルコース」
大阪メトロは2024年9月25日、大阪・関西万博で運行が決定している会場内・外周バスの運行ルートと乗車料金を決定したと発表しました。
このバスは夢洲の「風の広場」から万博会場を周回し、「西ゲート」に至る約4.8kmを運行。EVバスを導入し運行管理システムを用い、10台程度で「走行中給電」を実施するほか、一部車両は自動運転レベル4相当での運行となるそうです。
乗車料金は1回券400円、1日券1000円(子どもも同額)。決済手段はキャッシュレス決済を基本として検討しているといいます。
大阪メトロはこれまでEVバスを100台導入するとともに、関西電力、ダイヘン、大林組と運行と充電を両立するエネルギーマネジメントの技術実証を行ってきました。同社は万博での運行について、「世界でも類を見ない大規模な実証を行うことで、次世代のモビリティとその進化を示していきます」としています。
さらに万博の閉幕後は、市内の路線バスなどへの投入を想定されています。この実証にはNEXCO東日本も関わっており、同社は走行中給電の高速道路などへの実装に向けた研究開発を行っています。
09/27 14:12
乗りものニュース