「どうも、サンディエゴから来た『サンディエゴ』です!」 日本にアメリカ海軍の新たな輸送艦到着 “姉妹艦”を置き換えへ

佐世保に「新顔」到着です。

同型艦はサンディエゴに配置換え

 アメリカ海軍は2024年9月19日、ドック型輸送揚陸艦「サンディエゴ」が長崎の佐世保基地に到着したと発表しました。

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今回配備された「サンディエゴ」(画像:アメリカ海軍)。

「サンディエゴ」は、アメリカ海軍が運用するサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦の6番艦で、2012(平成24)年に就役しています。全長208.5m、全幅31.9m、満載排水量は約2万6000トンです。艦内には700人以上の海兵隊員や多数の装甲車両などを搭載できるほか、艦尾のウェルデッキにはエアクッション型揚陸艇(LCAC)を2隻収容可能です。

 従来は米カリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地を母港としてきましたが、今後は新たに佐世保基地を母港とし、米海軍第7艦隊の一員として前方配備されることになります。

 米海軍によると、「サン・ディエゴ」は、佐世保基地に9年にわたり前方配備されてきたドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」と交代する形での配備です。ちなみに、「グリーン・ベイ」はサン・アントニオ級の4番艦で、つまり「サンディエゴ」とは姉妹艦に当たります。

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