台風接近に伴う豪雨… 首都圏の道路状況は? 土砂崩れや冠水の被害も

圏央道は西側区間で通行止めです。

台風から離れていても大雨の被害

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冠水した瀬田陸橋のアンダーパス(画像:国土交通省 東京国道事務所)。

 台風10号の接近に伴う豪雨の影響で、首都圏各地の道路でも冠水や法面崩落などの被害が出ています。2024年8月30日(金)正午過ぎの、主要路線の状況は以下の通りです。

●高速道路(自動車専用道路)
・中央道(上り):上野原IC→八王子料金所で通行止め
・中央道(下り):八王子料金所→八王子JCTで通行止め
・中央道(上下):八王子料金所~調布ICで50km/h規制
・圏央道(内外とも):狭山日高IC~圏央厚木ICで通行止め
・小田原厚木道路:厚木西IC~小田原西ICで通行止め

●国道246号
・世田谷区用賀(瀬田陸橋上り本線):アンダーパス通行止め
・伊勢原市「新善波トンネル」:西河内交差点~名古木交差点で通行止め

●国道20号
・都県境「大垂水峠」:八王子市南浅川町~相模原市千良木で通行止め

 なお、法面崩落の発生した新善波トンネルでは、午前11時過ぎより土砂の撤去作業が開始されています。長さ約40m、高さ約15mにわたって土砂が流入し、複数台の車両が巻き込まれたとみられます。

 また、冠水により瀬田陸橋のアンダーパスが通行止めとなっている国道246号では、瀬田交差点を先頭に、神奈川県川崎市宮前区付近まで激しい渋滞が発生しています。

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