始発駅から目的地までわずか20分!?「近鉄の豪華列車」が11月に特別運行へ 下車観光で古代ロマンに触れる旅

埴輪製作体験も。

目的地の古市駅で「一旦下車」して観光

 近畿日本鉄道と大阪府羽曳野市、藤井寺市は2024年8月26日、「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録5周年を記念した観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」を運行すると発表しました。運行日は2024年11月20日(水)です。

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吉野駅に停車する観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」(乗りものニュース編集部撮影)。

「青の交響曲(シンフォニー)」は、近鉄南大阪線・吉野線で運行されている観光列車です。車外への注意喚起などに使用する「ミュージックホーン」にクラシック曲をアレンジしたメロディを採用。車内では特産品やスイーツなども販売されています。

 今回は団体臨時列車として運行するため、乗車するには旅行商品の申込が必要。始発駅の大阪阿部野橋駅から目的地の古市駅までは、わずか20分で到着します。古市では一旦下車する形となり、埴輪製作体験や「応神天皇陵古墳と誉田八幡宮の国宝見学」など、6つのオプションから1つを選んで参加することが可能です。
 
 その後、再び「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車して吉野駅まで行き、ここで約30分の降車休憩を経た後、大阪阿部野橋駅まで折り返して解散となります。

 旅行代金は大阪阿部野橋発が9980円。古市発も設定されており、8750円となります。申し込みは2024年8月29日から「近鉄旅の予約センター」で受け付けるとしています。

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