最年少「19歳の女性タクシー運転手」猛勉強中! デビュー2か月 最年少の“花形ドライバー”目指す MKタクシー

10代ドライバーが新たな試験に挑む。

19歳で二種免許を取得

 タクシー会社のエムケイを中核とするMKグループは2024年8月19日、同グループ内で最年少観光ドライバーが誕生する可能性があると発表しました。

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多くのタクシーが行き交う京都の四条通。手前がMKタクシーの「プリウス」(画像:piyato/123RF)。

 エムケイでは、観光貸切の業務に就ける社内資格として観光ランク制度と観光資格試験を設けています。この試験の2024年9月の社内試験合格を目指して、2023年4月度に入社した現在19歳のドライバーである山本 萌絵(やまもと もえ)さんが勉強中とのことです。

 山本さんは、2004年9月生まれの現在19歳。高校在籍中に普通免許を取得し、2023年3月21日にエムケイに入社。2024年5月に第二種免許を取得し、タクシードライバーになったとのことです。

 2022年5月に改正道路交通法が施行され、第二種運転免許、大型免許、中型免許の運転免許試験の受験資格が緩和されたことで、これまで早くても21歳であったタクシードライバーの資格が、19歳で得られるようになりました。

 エムケイには、「観光ドライバーランク制度」というものがあるそうです。7営業所にそれぞれドライバーが独自に運営する観光課と呼ばれる組織があり、観光知識と接客について学んだあと、観光コード試験を受験。そこで、S・A・B・C四段階の観光コードを取得することで初めて観光貸切の業務に就くことができるそうです。

 試験を控えた山本さんは京都検定の本を読んだり、興味を持った観光地に行ってリーフレットをもらうなどし、資格取得のための知識を深めているようで「もともとインドアでしたが運転練習と地理と観光の勉強を兼ねてドライブする機会を積極的に増やしています。萬福寺に代表される黄檗宗の寺院が好きで、お客様をご案内してみたいです」と話します。

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