常磐線で異色の「水戸発、水戸行き」列車が 運行へ 車内に冷蔵庫やテーブルも 8月に1日限定

JR東屈指の「酒盛り路線」!?

「E501 SAKIGAKE」が常磐線で運行

 JR東日本水戸支社は2024年8月30日(金)、常磐線でイベント列車「E501 SAKIGAKE」を運行します。

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常磐線のE501系(画像:写真AC)。

 この列車は、キリンビールとのコラボで、ビールの飲み比べが楽しめる納涼列車です。運行区間は水戸駅発~(高萩駅折り返し)~水戸着。途中駅での乗降はできません。

「E501 SAKIGAKE」は、常磐線の土浦以北で使用されていたE501系電車を改造し、2023年にデビューしたイベント車両。外装は紅梅と白梅をイメージしたカラーリングに、車内には飲食ができるよう、テーブルと冷蔵庫が設置されていることが特徴です。座席は窓を背にして座るロングシートのままとなっています。

 車内ではキリンビールの新商品「晴れ風」のほか、茨城県内の食材を中心とした特製おつまみセットが提供されます。参加費用は7000円(税込)で、2024年7月25日(木)12時30分からJR東日本のショッピングサイト「JRE MALLチケット」で販売を開始するとしています。
 
 常磐線では、柏駅周辺に多くのバーがあるほか、沿線に大手酒類メーカーの工場が複数立地。茨城県は関東一、福島県は東北一の酒蔵数を誇るといいます。JR東日本は8月1日を「常磐線のチューハイの日」に指定するなど、鉄道会社公認の「アルコール飲料に親しみが深い路線」となっています。

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