海自の巨艦「いずも」「かが」並んだ!空母化される2隻が呉に集結 “貴重なツーショット”が実現

同型艦なのに外観が大きく違うのは今だけ。

呉が「トラック泊地」に!?

 海上自衛隊で最大の護衛艦である「いずも」「かが」の2隻が、2024年7月19日に広島県の呉に集結し、貴重な並びが実現しました。艦船ファンを中心に大きな注目を集めたようです。

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海上自衛隊の護衛艦「いずも」(画像:海上自衛隊)。

「いずも」「かが」の2隻は、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)に分類される同型艦で、今後はF-35B戦闘機が発着可能な軽空母となる予定です。1番艦の「いずも」は横須賀、2番艦の「かが」は呉を定係港としているため、通常は2隻が同時に並ぶことはなかなかありません。

「かが」は「第1回特別改造工事」が3月に完了。艦首形状が台形から四角形に変更され、外観が大幅に変化しました。一方、「いずも」の艦首形状は竣工時と同じ台形のままとなっています。今回は、同型艦なのに外観が異なっている2隻が顔を合わせた形です。

 今後、「いずも」の艦首形状も「かが」と同様に、台形から四角形に変更される予定のため、今しか見ることができない貴重な並びが実現したと言えるでしょう。
 
 呉で軍港クルーズ船を運行する「呉湾艦船めぐり」は、今回実現した貴重なツーショットをX(旧Twitter)で紹介。SNSでは、「豪華すぎる並び」「呉に行ってみたい」「トラック泊地(西太平洋にあった旧日本海軍の拠点)に並ぶ戦艦大和と武蔵の写真を思い出しますね」といった声があがっています。

呉に集結した「いずも」「かが」

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