ANA超巨大機「空飛ぶウミガメ」でハワイに着いたら“続き”がある!? “速攻でハワイ満喫”できる神施設とは
ANAのハワイ線に就航している超大型機A380「フライングホヌ」は、やっぱりラクでした。時差ボケの心配もなくハワイについたら、もう一つ寄りたい場所が“専用ラウンジ”です。ここを活用すれば、ハワイを“すぐに満喫”できます。
ANA最大の旅客機でハワイへ
ANA(全日空)とハワイ州観光局は2024年6月、ANAのホノルル線に就航しているA380「フライングホヌ」に搭乗するハワイのメディアツアーを実施しました。
ANAは2024年7月現在、日本(羽田および成田)とハワイ(ホノルル)とを結ぶ路線を1日3便運航。このうち、成田発着便では“超大型旅客機”とされるエアバスA380「フライングホヌ(FLYING HONU)」が2便就航しています。
「ホヌ」とは、ハワイ語でウミガメのこと。現地では「海の守り神」とされ、幸運を運んでくる神聖な生き物とされています。この「空飛ぶウミガメ」ことA380「フライングホヌ」は、総2階建ての超大型機で、座席数はなんと520席を誇ります。現在ANAで就航している旅客機で最も機数が多い「ボーイング787-9」の座席数が246席であることを考えると、これがいかに大きな数字であるかが分かります。
今回搭乗したのは、「フライングホヌ」3機のうちの1号機(機番:JA381A)です。ハワイの青空によく映える水色の塗装が特徴のこの機体は、ハワイ語で「天空」を意味する「ラニ」の愛称でも知られています。
総2階建ての「フライングホヌ」では、1階のメインデッキがエコノミークラス、2階のアッパーデッキがプレミアムエコノミー以上の座席配置となっています。今回体験したのはエコノミークラスの座席ですが、比較的大柄な筆者からしても、ゆったりとした広さを感じました。
全ての乗客が搭乗を終えると、「フライングホヌ」は成田空港を21時30分に離陸しました。ハワイまでは約7時間のフライトで、到着は現地時間の午前10時ごろです。夜に出発して到着は朝となれば、海外旅行の大敵である時差ボケはひとまず心配なし。ゆったり座席のおかげで、快適な睡眠をとることができました。
ちなみに、「フライングホヌ」のエコノミークラスでは、機体後部の座席において、日本の航空会社では初となるカウチシート「ANA COUCHii」も導入されています。これは、3席もしくは4席分のレッグレストをあげて、ベッドのように利用することができる座席で、専用の寝具も用意されています。
まずはホテルに荷物を預けて……その前から遊べる!
さて、ホノルルに到着したら、早速ホテルにて荷物を預けて観光……といきたいところですが、ホテルのチェックインまで時間が空くケースもしばしば。そこで是非とも活用したいのが、ANAの「マハロラウンジ」です。
「マハロラウンジ」は、ワイキキ中心部に位置する「ワイキキ・ショッピングプラザ」2階にあるANAの専用ラウンジで、ロッカーや休憩エリア、さらに無料のドリンクサービスやキッズエリアなどが用意されています。ホテルチェックイン前やチェックアウト後に「マハロラウンジ」へ立ち寄り、手荷物などを預けることで、ワイキキ観光を心おきなく楽しむことができます。
また、ANAでは東京発ホノルル線に往復搭乗予定のANAマイレージクラブ会員を対象に、商業施設などが集中するホノルル随一の観光エリアであるアラモアナとワイキキとの間を結ぶ直行バス「ANAエクスプレスバス」を運航しています。
ワイキキエリアでホテルに宿泊する人にとっては、歩くと少し距離のあるアラモアナまでバスで気軽に移動できます。アラモアナのバス降車場からビーチまでは歩いて8分ほどです。
07/13 11:12
乗りものニュース