ロシア軍の車列へ猛攻撃 「2万台以上の撃破達成」とウ国防省が発表 ドローンなども効果を発揮

火砲以外でも遠方車両を攻撃。

火砲やミサイルのほかにドローンも活用

 ウクライナ国防省は2024年7月6日、ロシアによる本格的な侵攻が始まって以降に撃破した軍用車両の数が2万台に到達したと発表しました。

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破壊されたロシア軍車両(画像:ウクライナ国防省)。

 2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、ウクライナ国防省の公式X(旧:Twitter)では、ロシア軍車両の撃破映像などが、毎日のように投稿されていますが、その多くがドローンによる爆発物投下か、自爆ドローンによる攻撃となっています。

 おそらく、戦場では火砲や対戦車兵器による攻撃で撃破される車両の方が多いかとは思われますが、人間の視界と同じ一人称視点で操作するFPVドローンによる攻撃は、暗視装置により夜間での攻撃も可能で、車列を壊滅させている映像などもあり、ロシアの兵站攻撃に一定の効果を発揮しているようです。

 ウクライナ国防省は公式Xで戦果報告と共に「ウクライナが勝利するまで続けます!」とコメント。なお、この戦果報告はウクライナ国防省独自の主張となっており、実際の数とは誤差がある可能性があります。

【動画】暗闇でも逃げられない…これが、ドローンの夜襲です

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