JALのプレミアムエコノミー「世界最強」に…何が凄い? 同社初の快挙 2024年には「新プレエコ」も誕生

座席だけじゃない!

新型機では新シートを採用

 JAL(日本航空)が、イギリスで開催されたSKYTRAX社の2024年「ワールド・エアライン・アワード」において、プレミアムエコノミークラスの総合評価が世界で最も優れている航空会社として、「ワールド・ベスト・プレミアムエコノミークラス」部門1位を受賞しました。JALがプレミアムエコノミークラスの部門で受賞するのは、今回が初とのことです。

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JALのエアバスA350-1000(乗りものニュース編集部撮影)。

 JALのプレミアムエコノミーでは、前席の背もたれが倒れてこない構造の採用で座席空間の確保したほか、エコノミークラスのメニューに加えてスパークリングワインや焼酎、おつまみ、JALオリジナル麺の「うどんですかい」などを用意。専用チェックインカウンターの導入や、出発前にサクララウンジを利用可能なサービスも採用しています。また、2024年1月より就航している国際線新型機「エアバスA350-1000」で採用された新たなプレミアムエコノミーでは、大型プライバシーパーティションや水平まで調整可能な電動レッグレストを採用。こちらも高い評価を得たといいます。

 SKYTRAX社は、JALのプレミアムエコノミークラスについて次のようにコメントしています。

「近年、プレミアムエコノミークラスを提供する航空会社が増え、このマーケットは非常に競争が激しくなっています。その中で世界一となったJALの功績を称えます。座席・機内食などの優れた商品と、それらを支えるスタッフのサービスが素晴らしいです」

 JALは「このたびプレミアムエコノミークラス世界一に選んでいただいたことへの感謝の気持ちを胸に、お客さまに安全・安心な空の旅をお楽しみいただけるよう、すべての社員が心を込めて皆さまをお迎えします」とコメントしています。

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