「デカい!」米海軍基地で巨大な“エイ”が衛星写真で確認される!! その正体とは!?

米軍の秘密兵器?

実は巨大な水中ドローンだった!?

 UAP/UFOなどのオープンソース画像をX(旧:Twitter)で紹介しているアカウントが2024年6月20日、アメリカ海軍のベンチュラ郡海軍基地に停泊してある“巨大なエイ型”の艦艇の衛星写真を投稿し、大きな話題となっています。

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ベンチュラ郡海軍基地に寄港するインディペンデンス級沿海域戦闘艦「サンタバーバラ」(画像:アメリカ海軍)。

 レイフォスネットワークというアカウント名この人物が「誰かがグーグルマップ上で見つけた」として投稿した画像の船はUFOではなく、国防高等研究計画局(DARPA)がテストを行っているノースロップ・グラマン製の新型無人水中航走体(UUV)である「マンタ」です。

 マンタはいわゆる水中ドローンの一種で、2020年に開発をスタートしました。ノースロップ・グラマンによるとこの無人艦艇は、有人の艦艇や船から発進し、人間が行くことが困難な海中で長期間、長距離の行動を遂行することを目的に開発された水中ドローンといいます。人間の手を最小限に抑えながら長期間の運用を可能にする指揮・制御・通信を備えているとのことです。

 発見されたベンチュラ郡海軍基地は、カリフォルニア州ポート・ヒューニーメにあり、主要な海軍兵器の研究開発及び評価試験行っている場所です。なお、マンタが映っていたグーグルマップやグーグルアースの衛星写真は2024年4月に撮られたもののようです。

 同艦艇に関して、これまでノースロップ・グラマンはテスト中の写真や動画いくつか公開していましたが、詳細な大きさまでは明らかとなっていませんでした。しかし今回は、ほかのクルマや船舶が映っているうえに、グーグルアースで画像が公開されているので、おおよその大きさがわかります。

 実際にグーグルアースの測定ツールを使って測定してみると全長が約10m、全幅(翼幅)が約14mと、水中ドローンとしてはかなり大きさの艦艇であることが判明しました。

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