「電マ」を“車両”にしてレース 前代未聞のNHK番組の裏側 伊集院光さん「ネットがザワついてますけど?」 番組Dの回答に絶句!?
2024年6月17日深夜に放送された『伊集院光 深夜の馬鹿力』で伊集院光さんが『魔改造の夜』(NHK総合)の「電動マッサージ器25mドラッグレース」の裏側を語りました。
この企画「大丈夫なの?」聞いてみたところ…
2024年6月17日深夜に放送されたラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)でタレントの伊集院光さんが、いわゆる「電マ」を使ったレースが行われた回の『魔改造の夜』(NHK総合)に関しての、スタッフとのやり取りについて明かしました。
番組のフリートークで伊集院さんは、5月30日に放送された『魔改造の夜』で行われた「電動マッサージ器25mドラッグレース」について話していました。この企画は、「電マ」の通称で呼ばれるハンディータイプの電動マッサージ器の振動を動力として、25mの直線の速さを競う「車両」を作るというものです。
企画としてはバラエティーらしくありますが、製作に挑む側は自動車部品のモーターで有名なマブチモーターや自動車メーカーのスズキが参加するなど、至って真面目で、どうすれば電マの振動を動力に活かせるかを追求する内容でした。なお、同番組に伊集院さんは競技内容には口を出さない、見届け人のような形で出演しています
ただ、伊集院さんは、電マがマッサージ以外の、仕様にない目的で使われる光景を何度も目にしたことがあるといいます。SNSの人たちも同じくザワついていたため「ネットが結構ザワめいてましたけど?」と、番組収録後に意を決して電マを使った真意を番組スタッフに聞いてみたと明かしました。
返ってきた答えに困惑!
しかし、返ってきた答えは意外なものだったようです。伊集院さんは「『あれは狙いで、電マそういうことになってもいいやっつって、電マ使ってるんです、よね…?』って聞いたら『どういうことですか?』って。『いや、だからあの…え?』なんつって」と全く知らない様子でスタッフは答えたとのことです。
その後、伊集院さんは「あれ(電マ)がこうNHKのわりと浅い時間に画面に出てくるっていうだけで、おそらくみんなエロいことを連想すると思うし、ショッキングだと思うんですけど」と、より直接的に説明しましたが、「どういうことですか? そういう作品があるんですか?」「これがどう使われるんですか?」と近くにいた番組スタッフ5人とは、話が全くかみ合わなかったと回想しました。
この話に、それまで爆笑していたラジオの番組スタッフも「え~」と信じられない様子でしたが、伊集院さんは「『え~』って言ってる、キミらの品のなさも凄いよ」と、『魔改造の夜』の現場では自身以外誰ひとり「これはその電マだろ!」とならなかったとコメント。
さらにNHKの番組ディレクターに「不勉強で、そのような発想をなさるという感覚を持っておりませんでした」と説明されると「『俺の気のせいかな~!』なんて、震えたホント震えたよ」と、思わず自分の勘違いにしてしまったとのことでした。
ちなみにNHKの番組であるため、登場した企業名は伏せた状態で放送されていましたが、製作された“電マシン”の設計思想で企業名が丸わかりなほどに特色が出ています。SNSの声です。
「マブチモーターのマシンが電マを6基搭載していて、『パワーでなんとかする』感じがめちゃめちゃモーター屋さんっぽい。対してスズキ自動車が超軽量マシンを最終的に選んだのは、やっぱ車屋さんだなあと納得」
「三者三様の電マシン 安定した車体での走りか 軽量化で走り抜けるか いろんなタイプのマシンが見られて… すっごい楽しい時間だった」
06/20 19:12
乗りものニュース