東海道新幹線に「パワーアップしたN700S」導入へ 新機能が盛りだくさん 「ドクターイエロー」後継に

これまでのN700Sとかなり違う!

最新型のN700Sを17編成を追加投入へ

 JR東海は2024年6月14日(金)、最新型のN700S新幹線車両について、2026年度から2028年度にかけて17編成を追加投入すると発表しました。

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N700S車両(画像:写真AC)。

 N700Sは2020年7月にデビューした東海道・山陽新幹線の最新車両です。N700系の改良型であるN700Aの登場から7年ぶりの新型で、全席にコンセントが設置されたほか、背もたれと座面を連動して傾けるリクライニング機構が採用されるなど、快適性が向上しています。外観ではN700系に比べ「下膨れ」な先頭形状で、先頭部側面にヒゲのようなラインがあるのが特徴となっています。
 
 今回追加投入されるN700Sは、一部編成に営業車検測機能が搭載され、現在「ドクターイエロー」が担っている検査を代替することが可能になります。また、整備作業を省力化するため、座席を自動で転回させる装置も搭載します。グリーン車より上質な設備を備えた個室も導入される予定です。
 
 このほか、飛来物検知機能やバッテリーによる空調稼働機能なども導入。車両データ伝送機能も強化されます。

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