「リアワイパーは邪魔」なのか? わざと外すのは「そもそも役に立たない」から?

クルマにはリアワイパーが標準装備されている車両とそうでない車両が存在します。ただ、この装備に関してはわざと外してしまう人も少なくありません。なぜなのでしょうか。

カッコ悪い以前に邪魔?

 クルマにはリアワイパーが標準装備されている車両とそうでない車両が存在します。たとえ付いていても、外してしまう人が少なからずいて、残ったネジ部に取り付けるキャップやマスコットの類などもカー用品店で多く売られています。なぜ、取り外す人がいるのでしょうか。

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取り外されたリアワイパー(乗りものニュース編集部撮影)。

 実際にリアワイパーのネジ部分につけるパーツを販売しているカー用品店スタッフに話を聞くと、「1990年代以降、ミニバンが増えてきたころにリアワイパーを外す人が多くなり、現在も続いている」とのことです。「リアワイパーがカッコ悪い」と感じ、カスタム目的で外す人が多かったようです。

 ただ2024年現在、SNSなどを確認すると、リアワイパーについて「滅多に使わないのでいらない」「そもそも拭き取り範囲が狭すぎる」「洗車のときに邪魔」といった声が確認できます。役に立つ、立たないと感じるのも人それぞれのようです。

 リアが垂直に近い、ミニバンやハッチバックなどでは、リアワイパーが取り付けられている車種がよく見られます。もともとこの装備は、跳ね上げた泥や、降り積もった雪などが流れにくいことを想定して、視界を確保するために採用されたもので、トランクが出っ張っているセダンなどでは採用されない車種もあります。

 しかし現在では、ガラスコーティング剤の進化や、バックモニター、デジタルインナーミラーなどの登場により、「そもそも必要性が薄れているかもしれません」と前述のカー用品店スタッフは話します。

 また、リアガラスが斜めで、そもそも水が流れやすい車種に関しては、メーカーがリアガラスのワイパーを廃止するケースもあり、例えばトヨタの「プリウス」は2022年発売の6代目はリアワイパーが装着されていません。歴代モデルでも採用の有無が分かれています。
 

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