“再利用可能な民間宇宙船”ついにケネディ宇宙センターに届く! いよいよ打ち上げへ

滑走路に着陸可能。

再突入後は滑走路に着陸 そのまま再利用可能

 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年5月20日、シエラ・スペース製の無人貨物「ドリームチェイサー」がフロリダ州にあるケネディ宇宙センターに到着したと発表しました。

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滑空実験中の「ドリームチェイサー」(画像:NASA)。

「ドリームチェイサー」は、地球低軌道での商業補給を拡大するNASAの取り組みの一環として、シエラ・スペースが開発した無人宇宙貨物船です。

 2024年下半期に予定されている、ケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーションへの打ち上げに向けて運ばれました。

 同機は低軌道から任務を終え大気圏再突入後は、滑空して地上の空港滑走路に帰還することが可能です。全長9m・全幅7mと、大きさはペースシャトルの3分の1ほどで、15回ほどの再利用を想定しています。

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