山形の「ヨコ軸」が延伸! 東北中央道につながる快走路「新庄古口道路」2024年度全通

新庄酒田道路の一部を構成する国道47号「新庄古口道路」が、2024年度に全線開通予定です。どのようなルートなのでしょうか。

新庄酒田道路の一部を構成

 国道47号のバイパス「新庄古口道路」が、2024年度に全線開通する見通しです。どのようなルートなのでしょうか。

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国道47号新庄古口道路の工事状況。2023年11月時点(画像:国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所)。

 新庄古口道路は、山形県の新庄市と戸沢村を結ぶ計画延長10.6kmの自動車専用道路です。現在は、両端2区間の計4.6kmが開通しています。東側は国道47号新庄南バイパスを介して東北中央道の新庄ICにつながっています。

 2024年度は、新庄市大字升形から戸沢村大字津谷までの延長6.0kmが開通する予定です。これにより両端2区間が結ばれるとともに新庄古口道路の全線が開通します。

 これにより東北中央道の新庄ICから戸沢村、最上峡、酒田市方面のアクセス性が向上します。

 なお、この新庄古口道路は将来、「新庄酒田道路」の一部を構成します。新庄酒田道路は、最上川やJR陸羽西線に並行するように、山形県の新庄市と酒田市を結ぶ地域高規格道路です。新庄酒田道路が全線開通すると、山形道(月山道路含む)とともに、山形県内陸部の東北中央道と、庄内地方の日本海東北道を東西につなぐ“ヨコ軸”が増えることになります。

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