神奈川のビックリ珍景「車道の真ん中に鳥居」消滅へ!? 改良工事で車線分断を解消

運転していたら目の前に突然鳥居が!

片方へ2車線道路を移設

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上下線の車道を分断する鳥居と神域(画像:秦野市)。

 神奈川県は2024年1月29日(月)、秦野市内の県道で整備される歩道設置工事の内容を公開。それによると、「車道の真ん中に鳥居が鎮座する」という珍景が解消されることとなります。

 現場は、県道・秦野清川線の小蓑毛地区。ここには「大山阿夫利神社」の鳥居と神域があり、県道がそれを避けるように、上下線で分離しています。珍しい光景から、道路ファンには有名な存在でした。

 ただ実際、これは危険な状態。南行きは目の前に「謎の巨大な中央分離帯」が突然現れ、急ハンドルで避けないといけない線形になっており、事故も複数発生しているといいます。

 同時に歩道設置を求める声もあったことから、県は改良工事を決定。現在の北行き車線側に上下車線を通し、南行き車線側は歩道に作り変えることに決定しました。

 平塚土木事務所は、まずは現況測量を始めていき、「秦野市と連携しながら、早期の供用を目指して取り組んでいきます」としています。

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