那覇空港に「ジャンボ機」クルぞ!国内唯一の「747ユーザー」NCA機を「MRO Japan」で整備へ

こんなん胸熱でしかない!

「ジャンボ」でも少し大きい747-8F

 那覇空港を拠点とし、さまざまな航空会社より整備作業を受託する国内唯一の業務形態をとる企業「MRO Japan」が2024年1月11日、NCA(日本貨物航空)との整備における基本契約を締結したと発表しました。これにより、那覇空港にNCAのボーイング747-8F型、いわゆる「ジャンボ機」が整備のため飛来してくることになります。

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上がNCA機、下がMRO Japanの格納庫(乗りものニュース編集部撮影)。

 NCAは成田空港を拠点とする貨物専用航空会社で、747-8Fを8機保有しています。ボーイング747シリーズは、かつてJAL(日本航空)やANA(全日空)も主力機のひとつとして運用してきましたが、すでに全機が退役済み。2024年現在、国内の航空会社で747シリーズを運用しているのは、NCAのみです。

 なお、747-8Fは先述の2社が使用していた747-400などから胴体延長などが図られており、かつて那覇空港でも見られた「ジャンボ機」よりもサイズアップしたモデルです。

 MRO Japanは2019年に那覇空港での事業を開始。国内、そして海外の航空会社の整備作業を受託してきたほか、ANAの「鬼滅の刃 じぇっと」シリーズや、北海道を拠点とする航空会社AIRDOの特別塗装機「ロコンジェット」などの塗装作業なども担当しています。

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