小牧~犬山が大幅時短「名濃バイパス6車線化」ついに全完成へ 大渋滞区間が2月に拡幅完了 国道41号

犬山市内までの7kmがすべて6車線化します。

犬山市内までの7kmがすべて6車線化

Large s

工事が進む名濃バイパス(画像:国土交通省)。

 国土交通省 愛知国道事務所は2023年12月15日(金)、国道41号「名濃バイパス」の小牧~犬山の6車線拡幅が、来年2月下旬に全線完成する見込みだと発表しました。

 国道41号は名神小牧ICと名古屋高速から北上し、犬山市や美濃加茂方面へむすぶ大動脈。通過交通は1日5万台にのぼり、パンク状態でとにかく渋滞がひどく、小牧~犬山の大部分で平均速度は30km/h以下で、20km/h以下のノロノロ区間もざらという状況です。全通すれば、これまで当区間で29分かかっていたのが、16分に短縮されます。

 そのため7kmにわたって片側3車線へ拡幅し、交通容量を増大させるのがこの事業です。2018年から小牧側工区から徐々に完成していき、いよいよ最後の南新田~五郎丸の1.4kmが残るのみとなっていました。

 その最終工区が、いよいよ2024年2月下旬に完成します。先だって1月中旬には五郎丸交差点手前のわずかな部分以外は6車線完成する見込みです。

 6車線化によって、名神や名古屋方面から遠い存在だった犬山が時間短縮となり、明治村や犬山城など、周遊観光の活性化に期待がかかるとしています。

ジャンルで探す