国道3号「博多バイパス立体化」事業加速へ 空港周辺の1.6kmを高架化 信号スルーで渋滞緩和図る

土地収用法の適用でスピードアップします。

土地収用法の適用へ

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渋滞が激しい国道3号(画像:国土交通省)。

 国土交通省 福岡国道事務所は2023年11月7日(火)、国道3号バイパスの下臼井交差点~空港口交差点間の約1.6kmで、都市計画事業の事業承認を受けたと発表しました。

 国道3号バイパスは1979年(昭和54年)に博多バイパスの新二又瀬橋周辺が6車線開通。その後南側に博多南バイパスも開通し、2018年には博多バイパスが全通。

 交通量が増加し、慢性的な渋滞となっていることから、信号交差点をまるごと高架橋でスルーさせ、交差交通の交錯を無くしてスムーズ化を図ります。

 まず下臼井交差点北側から大井一丁目南までが連続した高架橋となり、さらに空港口交差点でも別の高架橋でバイパスする形です。
 
 都市計画法では、第59条に基づいて「都市計画事業承認」が告示されると、土地収用法の規定が適用されるようになります。道路事業でこの手続きが毎回行われるわけでなく、今回の区間が「円滑かつ着実な事業実施を図るため」、スピーディに整備を進めるべき計画だと国が認識していることになります。

 現在は地上6車線になっている国道3号は、4車線の高架橋と、地上側道2車線×2の計8車線となります。事業費は300~360億円。なお空港口交差点では、交差する「福岡高速3号線」の延伸計画も動いています。国道3号を地下トンネルでくぐりぬけ、そのまま福岡空港へ直結するものです。今年から支障物件の移設工事に着手し、来年以降に本格工事に至る予定です。

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