阪神電車の「赤胴車」武庫川団地で「第三の人生」へ 交流スペースとして7/10から開放

34年間走り続けた武庫川のそばで余生を送ります。

伝統の車体色を最後まで残した電車

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武庫川団地でコミュニティスペースとして活用される「赤胴車」(画像:阪神電鉄)。

 阪神電鉄と都市再生機構は2021年6月30日(水)、阪神電鉄を象徴するカラーリングとして長く親しまれ、2020年6月に最後の編成が引退した「赤胴車」のうち1両が、武庫川団地に展示され、2021年7月10日(土)から交流スペースとして一般開放されると発表しました。

「赤胴車」は、阪神電鉄によると1958(昭和33)年から1959(昭和34)年にかけて急行用として製造された3301形、3501形電車の外装が、上部がクリーム色、下部がバーミリオン(朱)だったことから、当時の人気マンガ『赤胴鈴之助』にちなんでそう呼ばれるようになりました。

 2社は2020年3月より地域交流の促進に向け協力する包括連携協定を締結。その中の取組として、今回の「赤胴車」を保存・展示することに決定しました。

 展示される車体は7890号車です。1974年(昭和49)年に製造され、3901形として主に本線の急行に投入されていましたが、1986年(昭和61)年に改造され、以後7890形として武庫川線で活躍しました。

 展示場所は阪神武庫川線の武庫川団地前駅から西に約400mの団地敷地内で、「赤胴車のある広場」内のコミュニティスペースとして、地域の催しや、団地内サークルの活動等に活用されます。

※一部修正しました(7月1日0時43分)。

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