OKI 北海道初の車両搭載用「小型ATM」渡島信金に納入 災害や停電時のインフラ支援

普通自動車免許さえあれば運転可能なATM車です。

システムの小型化で商用バンでも搭載可能に

 OKI(沖電気工業)は2021年6月14日(月)、渡島信用金庫(北海道茅部郡森町)に、移動ATM車用として小型ATM(現金自動預払機)を納入したと発表しました。

 渡島信用金庫は、利便性の向上、災害や停電時のBCP(事業継続計画)と地域の金融インフラ支援を目的に、2021年5月24日から移動ATM車「おしま信金号」の運用を開始しており、今回発表された小型ATMはこの車両に搭載されたシステムです。

Large 210614 atmcar 02

キャブオーバー型商用バンがベースの移動ATM車「おしま信金号」(画像:OKI)。

「おしま信金号」は、キャブオーバー型の商用バンをベースとした移動ATM車で、従来の大型トラックなどを使った移動ATM車では入れない細い路地や、駐車スペースの狭い場所でも用いることができる車両です。

 このように、さまざまな場所に乗り入れ、ATMサービス(お引き出し、お預け入れ、お振り込み、通帳記入、通帳繰越、残高照会等)を提供することが可能なほか、大型車両運転手の手配などが不要なため、導入コストや維持コストを大幅に削減できるというメリットも有しています。

 車内容積が狭く、かつ積載量がトラックよりも少ない市販の商用バンに対応するために、小型ATMは従来のATMを3つのモジュール(基本部、通帳部、紙幣部)に分割し、無線対応を可能にしたとのこと。

 なお、発表によると北海道の金融機関への小型ATMの納入は初めてだといいます。

ジャンルで探す