明日17日 10月の満月「ハンターズムーン」が今年最大の「スーパームーン」に

メイン画像

10月の夜空に目が離せません。明日17日は満月で、10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれています。さらに、今年2024年最大の満月「スーパームーン」となり、今年の中で最も地球に近づき、最も大きく明るく見える満月となります。夜空に浮かぶ大きな満月を見られる所は?

明日17日は10月の満月「ハンターズムーン」 今年最大の満月に

画像A

紫金山・アトラス彗星が見頃を迎え、各地で話題となっていますが、まだまだ10月の夜空に目が離せません。

明日17日は10月の満月「ハンターズムーン」です。
満月には英語圏で様々な呼び名があり、4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」などと月ごとに呼び方が変わります。10月の満月は、狩猟を始める頃であることから「ハンターズムーン」と呼ばれています。

明日17日は午後8時26分に満月を迎えます。なお、明日17日の東京の月の出は午後4時49分です。夕方以降は満月に注目してみてください。

「スーパームーン」とは最も地球に近い満月

画像B

明日17日の10月の満月「ハンターズムーン」は、今年2024年の中で最も地球に近づき、最も大きく、最も明るく見える「スーパームーン」となります。
なお、2024年で地球から最も遠い満月は、2月24日でした。
明日の満月は2月24日の満月に比べると、視直径が約14パーセント大きく見えます。
実際の満月を二つ並べて比較することはできないため、変化に気付くのは難しいですが、それぞれの満月を全く同じ条件で写真撮影して比較を試してみるのも面白いでしょう。

※月は地球の周りを楕円軌道で回っているため、地球と月との距離は一定ではありません。このような理由から満月と地球の距離は毎回異なります。

「スーパームーン」 北日本や日本海側で見られる可能性大

画像C

明日17日は、本州付近は高気圧に覆われますが、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が太平洋側ほど流れ込みやすい状況が続くでしょう。
関東から四国の太平洋側は雲に覆われ、沿岸部ほど厚い雲がかかりそうです。ただ、雲の切れ間から見られるチャンスはあるでしょう。
一方、北海道や東北北部はよく晴れて、すっきりとした満月が見られそうです。また、北陸から九州にかけても広い範囲で晴れ間が広がり、見られる所が多い見込みです。

夕方になると風が心地良く感じられるようになりました。今年2024年最大の満月「スーパームーン」が浮かぶ、夜空を見上げてみてください。

ジャンルで探す