和歌山県潮岬で1時間に70.0ミリの非常に激しい雨 午後も関東~九州は雨雲が発達

メイン画像

今朝(30日)太平洋側の沿岸部で局地的に雨雲が発達。和歌山県の潮岬では1時間に70.0ミリの非常に激しい雨が降りました。午後も関東から九州は、大気の状態が不安定となるため、局地的に雨雲が発達するでしょう。

南大東や北大東でも1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨

今朝(30日)は本州の南岸に前線が停滞しており、前線上の伊豆諸島付近には低気圧があって、ほとんど停滞しています。そのため、太平洋側を中心に所々雨が降り、局地的に雨雲が発達しています。

明け方には、和歌山県の潮岬で1時間に70.0ミリの非常に激しい雨が降りました。また、上空に寒気を伴う気圧の谷の影響で、沖縄県の南大東では1時間に62.0ミリ、北大東では1時間に58.5ミリの非常に激しい雨が降り、南大東では9月としては1位の記録を更新しました。

その他、和歌山県や三重県の沿岸部、高知県、東京都小笠原村などで雨雲が発達し、30ミリから50ミリ前後の雨を観測しました。

関東~九州 午後は天気急変に注意 局地的に激しい雨

今日30日は、関東から九州は上空の寒気や暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。午前中は晴れ間が出ていても午後は所々で雨や雷雨となり、局地的に激しい雨が降る見込みです。明け方に非常に激しい雨が降った和歌山県南部では、これまでに降った雨で地盤が緩くなっている所があります。土砂災害、落雷、突風に注意してください。

また、台風17号が小笠原諸島へ接近するため、小笠原諸島では今日30日夕方にかけて、伊豆諸島南部では今日30日昼前にかけてと明日10月1日の明け方から昼前にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。台風の進路等によっては、警報級の大雨となる可能性があります。伊豆諸島北部では今日30日夕方にかけて、伊豆諸島南部では明日10月1日夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。

ジャンルで探す