関西 暑すぎる9月 奈良市では過去最も遅い猛暑日 猛烈な暑さは20日(金)まで

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今日18日(水)も近畿地方は強い日差しが照りつけ、最高気温が35℃以上の猛暑日となった所がありました。奈良市では14時台に最高気温が35℃を上回り、統計開始(1953年)以来最も遅い猛暑日に。京都府舞鶴市では最高気温が37.9℃と、今日全国で最も高い気温を観測しています。
季節は真夏からほとんど前進していませんが、猛烈な暑さは明後日20日(金)まで続きそう。3連休は少しずつ真夏のような暑さが和らいできそうです。

今年の暑さはとにかく長丁場

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今日18日(水)も近畿地方は広い範囲で晴れて、真夏と変わらない厳しい暑さとなりました。奈良市では統計開始(1953年)以来最も遅い猛暑日を観測。舞鶴市では最高気温が37.9℃と、今日18日(水)15時の時点で、全国で最も高い気温を観測しています。
今年の暑さの特徴は、「とにかく長丁場である」ということです。例えば、奈良市では梅雨明けしてから8月にかけて、猛暑日が続出。8月最終週は台風10号の影響で少し気温が下がりましたが、9月に入って再び35℃を超える日が多くなっています。

明日19日(木)も関西は夏の空気に覆われる

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現在、日本海には秋雨前線が停滞しています。この前線がちょうど秋の空気と夏の空気の境界線。近畿地方は今夜から明日19日(木)にかけても前線南側の夏の空気に覆われて、厳しい暑さが続く見込みです。ただ、週末以降は、ようやく秋の空気が近畿地方にも流れ込んできそうです。

土日は秋雨前線が南下 来週23日(月)は少し秋を感じられそう

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明後日20日(金)から土日にかけては、ゆっくりと秋雨前線が南下する見込みです。土日は広い範囲で雨が降り、この雨をきっかけに秋の空気が徐々に流れ込んできます。
来週23日(月)はすっきり天気回復とはいきませんが、雨は降っても短い時間となりそう。前線北側の秋の空気が優勢となり、少し空気の爽やかさを感じることができそうです。

猛暑は20日(金)まで その後は次第に暑さ落ち着く

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明後日20日(金)までは、最高気温が35℃以上の猛暑日の所があり、うだるような暑さが続くでしょう。ただ、秋雨前線の影響を受ける土日は次第に気温が下がり、来週にかけて日中でも30℃に届かない所が多くなってきそうです。本格的な秋とまではいきませんが、これまでよりはしのぎやすく、少し暑さに対してホッとできる日が増えてくるでしょう。

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