大型の台風14号 明日18日夜 沖縄・奄美に直撃か 次の3連休は本州も大雨に注意

メイン画像

大型の台風14号は日本の南を速いスピードで北西進。明日18日昼前に大東島地方へ接近し、夜のはじめ頃には沖縄本島地方や奄美地方へかなり接近し、直撃の恐れがあります。明日18日は雨風が次第に強まり、夕方には看板が飛来するような非常に強い風や横殴りの雨になる所も。

明日18日 九州~関東は晴れても雷雨に注意 厳しい残暑続く

画像A

明日18日も九州から東海にかけて日中は晴れる所が多いでしょう。午後は山沿いを中心に所々で雨雲が発達するため、突然のにわか雨にはご注意ください。
関東も晴れますが、今日17日よりも大気の状態が不安定となるでしょう。内陸部を中心に午後は局地的に雨が強まったり、雷雨になる所があるため、天気の急変に注意が必要です。

また、前線が停滞する北陸や東北南部は、局地的には大雨になる恐れがあります。雨の降り方に気をつけて、土砂災害や低い土地の浸水などにご注意ください。東北北部や北海道は明け方まで雨の所も、次第に晴れるでしょう。

晴れる所はやはり厳しい残暑です。関東から西は熱帯夜の続く所がほとんどで、明日18日日中も35℃前後まで気温が上がる見込みです。9月下旬が近づく頃ですが、猛烈な暑さがとどまりません。西日本の広い範囲に「熱中症警戒アラート」が発表されています。万全な暑さ対策を行ってください。
東北や北陸も30℃前後、北海道も25℃以上の所が多くなるでしょう。

大型の台風14号 明日18日夜のはじめ頃 沖縄・奄美に最接近

画像B

大型の台風14号は、今日17日午後3時には日本の南を時速45キロで北西へ進んでいます。
明日18日にかけて勢力を維持しながら、比較的速いスピードで日本の南を北西へ進み、明日18日昼前には大東島地方へ接近、その後、夜のはじめ頃には沖縄本島地方や奄美地方へかなり接近する見込みです。
明日18日は風が次第に強まり、夕方には看板が飛来するような非常に強い風が吹いたり、横殴りの激しい雨が降ったりする所があるでしょう。

台風14号は強風域の半径が大きい「大型」であることから接近前から雨や風が強まり、台風が過ぎ去ったあとも「長く」影響を及ぼす可能性があります。沖縄本島地方、奄美地方は明日18日にかけて、急に荒れた天気になるため注意が必要です。台風の備えは、今日17日のうちに済ませて、明日18日は朝から最新の情報に注意してください。

台風14号は、19日には東シナ海を西寄りへ進み、沖縄や奄美から次第に遠ざかりますが、19日も台風の吹き返しの風が強い状態が続き、うねりを伴った高波が続く見込みです。20日には華中で熱帯低気圧に変わるでしょう。

予想される雨・風・波

画像C

〇雨の予想
17日18時から18日18時までに予想される24時間降水量(多い所)
沖縄地方 120ミリ
奄美地方 100ミリ

その後、18日18時から19日18時までに予想される24時間降水量(多い所)
沖縄地方 80ミリ
奄美地方 120ミリ

〇風の予想
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄・奄美地方 20メートル (30メートル)

〇波の予想
18日に予想される波の高さ
沖縄地方・奄美地方 7メートル うねりを伴う
九州南部 6メートル うねりを伴う

19日に予想される波の高さ
沖縄地方・奄美地方・九州南部 6メートル うねりを伴う

次の3連休は大雨の恐れ 猛烈な暑さにようやく終止符か

画像D

週末以降、秋雨前線が本州付近に停滞し、雨の降る日が続くでしょう。南から熱帯低気圧、もしくは新たに発生する台風が北上し、暖かく湿った空気が流れ込んで、局地的に大雨をもたらす恐れがあり、次の3連休は大雨に注意が必要です。外出先の最新の天気予報をこまめにご確認ください。

また、この雨でようやく長引いた残暑が落ち着くでしょう。
北海道や東北など北から秋の空気が流れ込んで、日に日に気温が下がりそうです。札幌市の最高気温は21日は20℃、21日は19℃の予想で、昼間でも長袖が欲しいくらいの涼しさです。仙台市も21日、22日は最高気温が21℃と半袖の陽気から一転して、長袖シャツで過ごせる日が増えそうです。

東京都心や大阪市など関東以西も週末から30℃を下回る日が出てくるでしょう。やっと長かった猛暑の終わりが見えてきました。季節が秋へ進むとみられますが、もうしばらくは暑さ対策を徹底してください。

ジャンルで探す