関東甲信地方 今夜から線状降水帯発生の可能性 災害の危険度が急激に高まることも

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関東甲信地方では、15日夜から16日夜にかけて線状降水帯が発生して大雨災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があります。

関東甲信地方 15日夜から16日夜にかけて「線状降水帯」発生の可能性

気象庁は15日16時36分、台風第7号に関する関東甲信地方気象情報を発表しました。茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方、伊豆諸島、神奈川県、山梨県では、15日夜から16日夜にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東地方北部 250ミリ
関東地方南部 300ミリ
甲信地方   250ミリ
伊豆諸島   300ミリ
その後、16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東地方北部 150ミリ
関東地方南部 150ミリ
甲信地方    80ミリ
です。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

線状降水帯発生予測がでたら

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半日程度先に「線状降水帯」による豪雨の可能性があると呼びかける情報を気象庁が発表した場合は、発表対象となった府県のどこかで、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。以下のような行動をとるようにしてください。

① いつもより大雨災害が起きる可能性が高い状況だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで気象情報をこまめに見るようにしてください。
② 川の近くや土砂災害の危険のある地域にいる人は、避難する可能性があると考え、自治体から発表される避難情報に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。
③ 避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。感染症対策として、消毒液やマスクなども用意してください。感染が心配な方も、避難所の感染症対策は進んでいますので、他の避難先が思い浮かばない場合はためらわず避難所に避難してください。

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