お盆休みもゲリラ豪雨や危険な暑さに注意 台風5号は北日本の太平洋側に影響か

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この先も天気の急変と危険な暑さに注意が必要です。お盆期間も連日のように、ゲリラ豪雨に見舞われる可能性があります。また、東海から西では、最高気温が40℃くらいまで上がる日が続出するでしょう。お盆休みに入り、旅行や帰省など移動される方が多いと思います。最新の気象情報や交通情報を確認するようにしてください。

お盆期間も天気の急変に注意

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連日のように所々でゲリラ豪雨が発生しています。
お盆休みにかけても、上空の寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定な日が続くでしょう。全国的に晴れ間の出る日が多いですが、天気が急変して、急に雨雲や雷雲が発達する可能性があります。特に夕方から夜にかけては、傘が全く役に立たないくらいの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。お出かけの際は、雨具を持っていくようにしてください。

また、お盆期間は局地的な大雨や台風の影響で、交通機関に影響が出る可能性があります。車の走行中に局地的な大雨に見舞われた場合は、車間距離をあけて、いつもより速度を落とすなど、安全運転を心がけましょう。雨脚が弱まるまで、サービスエリアやパーキングエリアで休憩するのも良さそうです。

台風5号が北上 11日~12日頃は北日本に接近か

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今日8日(木)午前3時に、小笠原諸島付近で、台風5号「マリア」が発生しました。
台風はこのあとも発達しながら日本の東を北上し、11日(日)頃に進路をやや西寄りに変える見込みです。台風が予報円の西側の進路をとった場合は、北日本に接近・上陸する可能性があります。特に北日本の太平洋側では、大雨や暴風、大しけとなるおそれがありますので、今後の台風情報に十分ご注意ください。
台風が陸地から離れて北上したとしても油断はできません。東日本や北日本の太平洋側を中心に、波が高くなるでしょう。海でのレジャーは危険です。台風が接近している時は、絶対に海辺に近づかないようにしてください。

危険な暑さはまだまだ続く 東海から西は40℃まで上がる所も

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立秋を過ぎましたが、秋とは思えないような体に堪える暑さが続きます。名古屋は12日(月)に40℃など、東海から九州は15日(木)にかけて体温を上回るような危険な暑さが続くでしょう。関東は11日(日)まで35℃前後、北陸から北海道はこの先も30℃以上の猛暑日が多くなりそうです。引き続き、熱中症に警戒してください。

お盆休み期間は車で出かける予定の方も多いと思いますが、炎天下でエンジンを切った状態の車内温度は50℃以上にまで上昇するといわれています。短い時間でも命に関わります。お子さんやペットなどを車に残していかないようにしてください。

また、夜も気温が下がりにくく、寝苦しい夜が続きます。就寝時には枕元にペットボトルの水を準備して、目が覚めたらすぐに水分補給できる環境を整えておきましょう。

車内温度が高い時の、効率的な下げ方

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車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。

上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。

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