お盆休みの天気 台風5号は東・北日本に影響の恐れ 新たな熱帯擾乱発生の可能性も

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台風5号は発達しながら北上し、3連休頃から東日本や北日本に影響の恐れも。新たな熱帯擾乱が発生する可能性もあり、注意が必要です。九州から東海を中心に酷暑が続く予想で、熱中症にも厳重警戒。

台風5号 発達しながら北上 北日本に接近の恐れも

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8日(木)午前3時、父島の南で台風5号が発生しました。台風5号は8日(木)は小笠原諸島に接近しており、9日(金)以降は発達しながら日本の東を北上するでしょう。

11日(日:山の日)以降は台風の予報円はまだ大きく進路の予想に幅があるような状況です。予報円の西よりに進路をとる場合、北日本に接近の恐れがあります。3連休頃から関東から北海道にも影響を与える可能性があり、進路によっては東北や北海道の太平洋側で暴風や大しけとなる恐れもあります。

たとえ、台風が本州に接近しない場合でも、台風周辺の湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となりそうです。局地的な大雨には注意が必要です。

また、太平洋側の海上ではうねりを伴って波が高くなるでしょう。海水浴シーズンですが、海のレジャーはご注意ください。

九州~東海を中心に猛暑が続く

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九州から東海を中心に強い日差しが照り付ける日が多く、危険な暑さが続くでしょう。最高気温は37℃前後の所が多くなりそうです。名古屋市では9日(金)、12日(月:振替休日)、13日(火)は39℃と40℃に迫る暑さになるでしょう。熱中症リスクの高い状態が続きますので、熱中症に厳重な警戒をしてください。

関東も11日(日:山の日)にかけて猛暑日(最高気温35℃以上)の所が多くなりそうです。万全な暑さ対策をなさってください。

新たな熱帯擾乱の可能性も

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日本の南の海上は熱帯擾乱(台風や熱帯低気圧)の発生しやすい状況となっています。台風5号とは別に今後、新たな熱帯擾乱が発生し、日本や海外の気象予測モデルでは北上すると予想するものもあります。日本列島に影響を与える恐れもあり、今後の動向に注意が必要です。

2週間天気を見ても、来週末は沖縄から関東を中心に雨マークの日が多くなります。

熱帯擾乱の動向によっては、予報が大きく変わる可能性がありますので、最新の台風情報・気象情報にご注意ください。

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