台風5号「マリア」発生 本州から離れていても暖湿気が流入 局地的に大雨のおそれ

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8日(木)午前3時、父島の南で、台風5号「マリア」が発生しました。本州から離れた所を進んでも、台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に大雨となるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。

台風5号「マリア」発生

8日(木)午前3時、父島の南で台風5号「マリア」が発生しました。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風5号は今後、小笠原近海をやや発達しながら北上し、9日(金)以降は日本の東をゆっくり北上する見通しです。

本州から離れたコースを進んだ場合でも、台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。局地的に大雨になるおそれがあり、今後の台風の動向に注意が必要です。

台風の名前

「マリア」は、アメリカが用意した名前で「女性の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。

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