沖縄~東北 あちらこちらでゲリラ雷雨 今夜にかけて警報級の大雨や竜巻など突風警戒
今日5日も猛暑日続出、40℃に迫る危険な暑さの所も。気温が上がった午後は、あちらこちらでで雨雲や雷雲が発達。沖縄~東北にかけて、非常に激しい雨や激しい雨を観測。沖縄県石垣島では竜巻目撃情報も。九州では「竜巻注意情報」発表中。今夜にかけて晴れている所も、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。
各地でゲリラ雷雨 沖縄・石垣島で竜巻目撃情報も
今日5日も、猛暑日続出。久留米(福岡)や日田(大分)、名古屋市などで39℃超え。900地点あまりあるアメダスの内、猛暑日地点は5日連続で200地点を超え危険な暑さとなっています(14時半まで)。
気温が上がった午後は、あちらこちらでで雨雲や雷雲が発達。1時間雨量は、東白川(福島)で59.0ミリ(14:20まで)と、滝のような非常に激しい雨を観測。御殿場44.5ミリ(13:25まで)、福原旭(徳島)41.0ミリ(13:44まで)でも激しい雨を観測しました。
14時半現在、石川県と富山県、栃木県に大雨警報が発表されています。
沖縄・石垣島では竜巻目撃情報あり(13時半)。佐賀・長崎・熊本では竜巻注意情報発表中(14時半現在)。沖縄や九州では竜巻などの激しい突風が発生するおそれが非常に高まっています。空の様子に注意が必要です。雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷、ひょう、急な強い雨にも十分お気を付けください。
今夜にかけて晴れている所も、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。山沿いだけでなく、市街地でもゲリラ的な降り方となるため、道路が一気に冠水する恐れがあります。落雷や竜巻などの突風に警戒して下さい。
竜巻が発生する前兆
竜巻が発生する前兆は、大きく3つあります。真っ黒な雲がちかづいてきた、ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた、急に冷たい風が吹いてきたら、竜巻が発生するおそれがあります。すぐに安全な所へ避難してください。
竜巻が接近して来たら(屋外)
屋外にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の4つのことを心がけてください。
①頑丈な建物の物陰に隠れ、頭と首を守りましょう。
②避難場所がない場合は、物陰や溝にふせて、だんごむしのポーズで、頭と首を守ってください。
③物置や車庫、プレハブの中は、建物自体が飛ばされてしまう可能性もあり、危険です。
④電柱や太い木も、倒壊することがあるため、危険です。近づかないようにしてください。
ゲリラ雷雨 街中の危険箇所
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。
08/05 15:00
tenki.jp