7月最終日も猛暑　8月初めは再び40℃続出か　尋常じゃない暑さ

7月最終日の今日も関東から九州は猛烈な暑さでしょう。8月初めは熱波と強い日差しで、さらなる酷暑に。名古屋市や京都市など40℃に達する所が続出する恐れがあります。

7月最終日の今日も猛烈な暑さ

7月最終日の今日も午前中からハイペースで気温が上がっています。三重県尾鷲市などで35℃以上となり猛暑日となっています。

このあと関東から九州は広い範囲で35℃以上となるでしょう。最高気温は東京都心は36℃と6日連続の猛暑日となりそうです。名古屋市や高知市で38℃、大阪市や広島市で37℃と体温超えの暑さとなるでしょう。熱中症に警戒が必要です。

8月初めも炎暑　またも40℃続出か

8月の初めは、熱波と強い日差しで災害級の暑さとなるでしょう。

関東から九州は広く35℃以上の猛暑日で、東海から九州は所々で40℃前後まで上がりそうです。名古屋市や京都市は1日(木)から2日(金)は39℃が続き、3日(土)は40℃に達するでしょう。4日(日)も39℃と連日、危険な暑さが続きそうです。

岐阜市や大分県日田市でも2日(金)から3日(土)は連日39℃予想。大阪市も3日(土)は39℃と体にこたえる暑さになりそうです。

関東は今のところ、40℃に達する所はない見込みですが、広く35℃以上の猛暑日が続き、2日(金)から3日(土)は前橋市など内陸部で体温超えの暑さとなるでしょう。

熱中症リスクの高い状態が続きます。熱中症に厳重に警戒してください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の症状とは?

熱中症には、様々な症状があります。

はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。

他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。

症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。

応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。