北海道 全道的に激しい雨の恐れ 警報級の大雨拡大の可能性も

メイン画像

北海道内では、今日(29日)午前中には道央や道南方面で強い雨が降りました。今日これからも雨は降りやすく、道東方面では夜に雨のピークを迎える見込みです。警報級の大雨となる地域や期間が拡大する可能性もあるため、最新の情報に注意してください。

全道的に激しい雨の恐れ

今日(29日)午前の道内は、道央や道南方面を中心に広い範囲で雨が降りました。1時間降水量は八雲町熊石(渡島地方)で22.5ミリ、厚沢部町鶉(檜山地方)で21.0ミリ、赤井川(後志地方)で21.0ミリなど、強い雨の降った所もありました。

これからも道北や道央、道南方面は雨が降りやすく、雷雨や激しい雨となる恐れがあります。なお、夕方以降は次第に雨はやんでくる見込みです。
一方、道東方面は午後から本降りの雨となるでしょう。雷を伴って雨脚が強まり、特に夜は激しく降ることもありそうです。

明日(30日)午前6時までの24時間に降る雨の量は、多い所で
日本海側:80ミリ
太平洋側:100ミリ
オホーツク海側:80ミリ
となっています。低気圧や前線の動き、雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる地域や期間が拡大する可能性もあります。

雨はいつまで続く?

画像B

明日(30日)は、道東方面でオホーツク海側を中心に雨が降るでしょう。未明までは雷を伴った激しい雨となる恐れがあります。31日もオホーツク海側では時折雨が降るでしょう。その他の天気は回復傾向で、31日にかけて日の差す所もありそうです。

8月に入ると、日本海側を中心に雨となるでしょう。特に北部では雨の降りやすい状態が続き、時折降り方が強まることもありそうです。これまでの雨で既に地盤が緩んでいる場合、少しの雨でも土砂災害の恐れがあります。最新の気象情報に注意し、傾斜地には近づかないなど、対策を行ってください。

ジャンルで探す