関東 今日の午後 平野部でもゲリラ豪雨のおそれ 発雷確率高く 落雷や突風に注意

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関東地方も連日のようにゲリラ豪雨に見舞われていますが、今日25日も大気の状態が非常に不安定。午後は所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。平野部でも雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。

ゲリラ豪雨のおそれ

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今日25日も関東地方は太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みと上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。今夜の発雷確率をみても、関東地方は広く赤色の80%以上やオレンジ色の70%以上の危険なエリアとなっています。内陸部ではさらに高い90%以上のピンク色のエリアもあります。

関東地方は、昼過ぎから夜遅くにかけて、所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。山沿いだけでなく、平野部でも雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。

予想雨量

今日25日に予想される1時間降水量は多い所で
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 30ミリ
甲信地方   30ミリ
明日26日6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東地方北部 60ミリ
関東地方南部 60ミリ
甲信地方   60ミリ

今日25日の夜遅くにかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性もあります。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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