午前中で体温並みの暑さ 午後は40℃迫る所も 危険な暑さと天気の急変に注意

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22日(月)も、全国的にハイペースで気温が上がり、午前中ですでに体温並みの暑さとなっている所があります。午後はさらに気温が上がり、40℃に迫る所があるでしょう。また、広範囲で大気の状態が不安定になり、激しい雨や雷雨になる恐れがあります。危険な暑さと天気の急変に注意が必要です。

午前中で猛暑日続出 午後は40℃迫る所も

22日(月)も各地で強い日差しが照りつけ、午前中ですでに体温並みの暑さになっている所があります。宮城県仙台市では、今年初めての猛暑日となっています。

○11時までの最高気温
・37.0℃…大子町(茨城県)
・36.8℃…浜松市天竜(静岡県)
・36.5℃…伊勢崎市(群馬県)、浜松市佐久間(静岡県)

午後はさらに厳しい暑さの範囲が拡大し、40℃に迫る危険な暑さとなる所がある見込みです。
○今日の予想最高気温
・39℃…埼玉県熊谷市、岐阜市
・38℃…群馬県前橋市、さいたま市、甲府市、静岡県浜松市、名古屋市
・37℃…茨城県土浦市、栃木県大田原市、埼玉県秩父市、静岡県三島市、津市、京都市、岡山市、高松市、大分県日田市

全国39都府県に熱中症警戒アラートが発表されています。炎天下は避け、ためらわずエアコンを使用するなど、熱中症に厳重に警戒してください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

午後は大気の状態が非常に不安定 大雨の恐れも

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強い日差しによる気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で、午後は関東、東海、中国山地、四国山地など、あちらこちらで大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうが降る恐れもあります。市街地でも短時間で大雨となり、道路が冠水するなどの影響が考えられます。晴れていてもこまめに気象レーダーを確認するなど、午後は天気の急変に十分ご注意ください。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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