明日未明から明け方は木星とアルデバランが最接近 太平洋側では見られるチャンスあり

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明日10日の未明から明け方にかけては、木星とアルデバランが最接近します。梅雨空が戻る日本列島ですが、西日本から東日本の太平洋側を中心に見られるチャンスがあります。

木星とアルデバランが接近

明日10日の未明から明け方は、木星とアルデバランが最接近します。

7月上旬から中旬にかけて、木星とおうし座の1等星として有名なアルデバランが接近していますが、明日10日(水)が最接近となります。未明から明け方にかけて見ることが出来て、双眼鏡でも観察することが出来ます。日の出の1時間ほど前は東北東の空の高度が約20度と低い位置にあるため、高い建物がない開けた所が良いでしょう。東京の日の出は午前4時34分です。

(参考:アストロアーツ)

気になる天気は

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気になる天気ですが、残念ながら条件はあまりよくありません。梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の降る所が多いでしょう。

そんな中でも、沖縄や西日本から東日本の太平洋側や東北北部の太平洋側など一部では見るチャンスがあります。未明や明け方でも気温は高く、外で観測する際は熱中症に注意してください。夜空を見上げていることに集中すると水分を取ることを忘れますので注意が必要です。

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