4日「熱中症警戒アラート」埼玉県や東京都、神奈川県など広く発表 熱中症に警戒

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今日4日は、関東から九州、沖縄は危険な暑さになるでしょう。熱中症警戒アラートが埼玉県や東京都、神奈川県、静岡県、福岡県など所々に発表されています。熱中症に警戒を。

危険な暑さ 体温超えも

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今日4日は、太平洋高気圧が南西諸島だけでなく、西日本や東日本付近まで張り出します。関東から九州は梅雨の晴れ間となり、沖縄は夏空が広がるでしょう。

日中は気温がグングン上がり、危険な暑さとなります。最高気温は、東京都心や横浜市は34℃と今年一番の暑さとなるでしょう。熊谷市やさいたま市は猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。静岡市では38℃と体温超えの暑さとなるでしょう。宮崎市では3日連続の猛暑日となる見込みです。那覇市は34℃とうだるような暑さです。

熱中症警戒アラート 広く発表

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今日4日、熱中症警戒アラートが、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、三重県、和歌山県、徳島県、福岡県、大分県、長崎県、宮崎県、鹿児島県(奄美地方除く)、沖縄県(沖縄本島地方)、沖縄県(八重山地方)に発表されています。埼玉県や千葉県、神奈川県、静岡県などは今シーズン初めての発表です。熱中症リスクが高くなります。暑さ対策を万全になさってください。

熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、熱中症情報をみますと関東から西では広く「危険」です。油断せずに暑さ対策をなさってください。

熱中症警戒アラートとは?

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熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。

熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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