今夜は東京23区で熱帯夜 夜間の熱中症注意 蒸し暑い日が多い 28日は雨脚強まる

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今日24日の夜は気温が下がりにくく、東京23区では夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜になる所があるでしょう。寝ている間の熱中症にも注意が必要です。明日25日以降も蒸し暑い日が多くなりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

今夜は気温の下がりにくい 東京23区でも今年初の熱帯夜

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今日24日は、関東では梅雨の晴れ間になり、今年一番の暑さになった所が多くなりました。
午後4時までの最高気温は、関東で1番高かった所は栃木県佐野市で36.8℃でした。2番目に高くなった所は千葉県市原市の牛久で36.4℃、6月としては統計開始(1978年)以来、3番目に高くなりました。東京都心では最高気温が33.4℃まで上がり、昨日23日と比べると10℃くらい高く、厳しい暑さになりました。

今夜は気温の下がり方は緩やかで、東京23区でも今年初めての熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)になる所があるでしょう。日中だけでなく、寝ている間の熱中症にも注意が必要です。

就寝中の熱中症対策

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熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)が予想される日は、寝ている間に熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。
夜間の熱中症対策は、以下のことがポイントです。

①エアコンは朝までつけっぱなしにする。
エアコンは朝までつけっぱなしにしましょう。室温28℃以下、湿度50%が最適と言われますが、温度設定は暑がりな人に合わせましょう。肌寒い場合は布団や上着をかけて調節をしましょう。エアコンはONとOFFを繰り返すより「つけっぱなし」の方がお得です。

②就寝前に必ず水を飲む
寝ている間も汗をかいて水分が奪われます。寝ている間に一晩で500mlの水分が体から失われるというデータもあります。寝る前には必ずコップ1杯の水を飲みましょう。高齢者はトイレで何度も起きたくないと水分を控えるのは危険です。トイレに起きた時も失われた水分を補給のチャンスだと思って水分をとりましょう。

③枕元に常温の水をおく
就寝中もすぐに水分補給できるように枕元に水を準備しておきましょう。冷たい水は交感神経を刺激して眠れなくなるので「常温」がいいとされています。寝不足は熱中症が発生しやすくなるため、熟睡して体力を回復させましょう。

明日25日 蒸し暑さが増す 熱中症に厳重警戒

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明日25日は雲の多い天気になるため、気温は今日24日ほど上がりません。それでも最高気温は30℃を超える所が多く、内陸では33℃くらいまで上がる所もありそうです。今日より湿度が高く、蒸し暑さが増すでしょう。

湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、熱が身体にこもりやすくなります。熱中症にかかるリスクが高まるため、明日も万全な熱中症対策が必要です。連日の暑さで体調を崩さないよう、お気をつけください。

週末は梅雨前線の活動活発 関東も雨脚が強まる

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今年はメリハリのある梅雨になっています。

この先も関東では梅雨の晴れ間がありますが、27日から次第に雨の範囲が広がり、28日は各地で雨が降るでしょう。梅雨前線の活動が活発になるため、雨脚が強まる時間もありそうです。

梅雨の晴れ間のときは、特に暑さに注意が必要です。最高気温は30℃くらいまで上がる日が多く、湿度も高く、かなり不快な暑さでしょう。夜間の気温も下がりにくく、熱帯夜になる日も増えてきそうです。

熱帯夜の日が増える 夜間の熱中症にも注意

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7月2日も梅雨空が続くわけではなく、梅雨の晴れ間もあるでしょう。ただ、雨の降る日はザッと雨の降り方が強まり、雨の降る量が多くなることも考えられます。今後も最新の情報にご注意ください。

最高気温が30℃以上の真夏日の続き、湿度も高く、真夏のような暑さになる日もあるでしょう。また、夜間の気温が25℃を下回らず、熱帯夜の日も増えてきそうです。寝苦しい夜が多くなりますので、昼間だけだなく、夜間もエアコンなどで過ごしやすい環境にしましょう。

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