伊豆諸島に土砂災害警戒情報 滝のような雨 関東南部も局地的な激しい雨に注意

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今朝、九州に大雨をもたらした活発な雨雲が、関東周辺に流れ込んでいます。伊豆諸島では局地的に滝のような雨が降り、土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています。土砂災害に厳重な警戒が必要です。

伊豆諸島で滝のような雨 関東南部でも昼過ぎまで激しい雨に注意

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21日正午現在、関東地方や伊豆諸島で雨の降り方が強まっています。

伊豆諸島の新島では、11:50までの1時間に50.5ミリと滝のような非常に激しい雨が降ったほか、利島、神津島、三宅島でも1時間に30ミリ以上の激しい雨が降っています。新島村と利島村、神津島村には土砂災害警戒情報が発表されており、土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています。厳重な警戒が必要です。

また、関東南部でも、まだ数時間は局地的にカミナリを伴った激しい雨が降る恐れがあります。低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風にも警戒・注意してください。

大雨が発生 とるべき対応は

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実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。

① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。

② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。

④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。

⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。

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