北海道 内陸を中心に気温が上昇!今年初めて真夏日となった所も

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今日(12日)の道内は広い範囲で気温が上昇し、今年一番の暑さとなった所がありました。今日は夏を感じる暑さとなった道内ですが、明日(13日)以降は今日よりしのぎやすい暑さとなり、一部では平年より低い気温となる日があるでしょう。

札幌などで今年一番の暑さ 一部では真夏日に

今日(12日)の北海道は高気圧の圏内となり、広く晴れて、朝から強い日差しが降り注ぎました。このため、気温は内陸を中心に上昇し、所々で真夏並みの暑さとなりました。

午後3時までの最高気温が道内で最も高くなったのは上川地方の富良野で30.4℃でした。
富良野は今年初の真夏日(最高気温が30℃以上)で、道内で真夏日となった地点があったのは5月19日以来、約3週間ぶりのことです。
その他、網走地方の津別で30.3℃、上川地方の上富良野で30.2℃、十勝地方の足寄で30.1℃と、午後3時までに道内の4地点で今年初めての真夏日となりました。

また、札幌は28.4℃、倶知安27.1℃、北見28.8℃など真夏日には届かなくとも、今年一番の暑さとなった所がありました。

函館は25.5℃、留萌は25.4℃を観測し、今年初めての夏日(最高気温が25℃以上)でした。内陸を中心に本格的な夏を感じさせる暑さとなり、今シーズン初めてクーラーや扇風機を動かしたという方もいたかもしれません。

明日(13日)以降の最高気温は?

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今日は内陸を中心に暑くなった道内ですが、明日は全般に今日より暑さがしのぎやすくなりそうです。それでも帯広は明日の予想最高気温が28℃となっており、内陸では今日のような暑さが一部で残りそうです。

明日は雨の降る所が多いため、湿度が高めで、体感としてはムシムシと感じられるでしょう。なお、12日午後3時時点で、札幌など内陸を中心に、食中毒警報が発令されています。食品の管理にも注意が必要です。

明後日(14日)は最高気温が平年並みの所が多くなる見込みです。網走は平年より3℃ほど低い15℃と、5月中旬並みの気温となるでしょう。体調管理に注意して下さい。
土曜日(15日)以降の最高気温は平年並みか4℃ほど高く、沿岸で広く20℃くらい、内陸は24℃前後の日が多くなる見込みです。

本格的な夏に備えて大切な暑熱順化

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夏本番を前に、暑熱順化(体が暑さに慣れること)は今の時季から行っておく必要があります。暑熱順化には個人差がありますが、数日から2週間程度かかるといわれています。7月以降の本格的な暑さを迎える前に、ウォーキングなどの適度な運動や入浴をして、無理のない範囲で汗をかくことが、暑さに強い体作りにとって大切なことです。

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