北海道のゴールデンウィークの天気 お花見日和が多いが、花粉には注意!

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ゴールデンウィークの北海道は、晴れて外出日和となる日が多くなるでしょう。気温は平年より高い日が多く、20℃を超えてぽかぽか陽気となる所もありそうです。なお、札幌などシラカバ花粉がピークを迎える所がありそうです。花粉症の方や気になる方は、万全な対策を心がけてください。

前半の天気 週末は広く外出日和に

27~29日にかけては、おおむね高気圧の圏内となるでしょう。晴れ間の出る所が多く、道北など北の方の地域では雨の降る所がありますが、量が多くなることはない見込みです。

30日~1日は低気圧を含む気圧の谷の影響で、広く雨が降るでしょう。低気圧のコースによっては、太平洋側を中心に雨の量が多くなる恐れがあるため、最新の気象情報を確認するようにしてください。

気温は平年より高めで、20℃を超える所もあるでしょう。日差しのもとでは半袖でも過ごせるくらいの陽気となりますが、朝晩は一桁まで下がる所も多いため、調節しやすい服装での外出がよさそうです。
なお、30日~1日頃は、一時的に冷たい空気が流れ込む影響で、気温が平年並みかやや低めとなり、稚内は9℃など、日中でも一桁にとどまる所もありそうです。日々の気温変化で体調を崩さないように注意してください。

後半の天気 晴れてお花見日和が多くなりそう

2日以降の道内は、高気圧の張り出す日が多くなるでしょう。気圧の谷の影響で、北の方の地域で雨が降ることはあっても、大雨や荒れた天気の心配はなさそうです。
日差しに恵まれ、行楽や外出などにもよい日和となる日が多いでしょう。昨日(24日)、旭川ではエゾヤマザクラが開花し、札幌ではソメイヨシノの満開を観測しました。ゴールデンウィーク中は、まだ開花・満開していない地域でも、桜の便りの届く所が出てきそうです。

気温は平年並みか高めで、内陸を中心に20℃前後まで上がる日が多くなるでしょう。日差しのもとで体を動かすと、汗ばむくらいの陽気となりそうです。

ゴールデンウィークは花粉に注意! 飛びやすい条件とは

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ゴールデンウィーク期間中の北海道は、外出日和となる日が多くはなりますが、晴れて気温の上がる日は花粉が飛散しやすくなります。
札幌などではシラカバ花粉がちょうどゴールデンウィーク期間中にピークとなる可能性が高くなっています。特に長時間屋外で過ごす際や、花粉症の方などは万全な対策を行うようしてください。

花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

①「晴れて気温が高い日」
晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

②「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

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