詐欺被害を取り戻そうと73歳女性が“慌てて”銀行に…「ウソの投資話」見破った銀行員に感謝状 愛知県警 昭和警察署

詐欺で騙し取られた現金を取り返そうと手を出した投資話。しかし、それもまた詐欺でした。被害を間一髪で防いだ銀行員に感謝状が贈られました。

9日、愛知県警・昭和警察署で感謝状が贈られたのは三十三銀行広路(ひろじ)支店の銀行員・道上恵利奈さんです。

CBC


8月1日、昭和区に住む73歳の女性が「株の購入のため300万円の振り込みをしたい」などと窓口を訪れました。

道上さんは別の窓口で接客中でしたが、女性が時間を気にして慌てた様子だったことから、不審に思って上司に相談し、詐欺の被害を未然に防いだということです。

女性はことし3月にも詐欺被害に遭っていて、被害額を取り戻そうとSNSで見つけたウソの投資の儲け話に乗ってしまったということです。

道上さんは「女性が焦った様子だったことに加えて、振込先が証券会社ではなく、“一般社団法人”だったことから、詐欺を疑った」と話しています。

CBC



昭和警察署管内では、ことし1月から8月末までに12件、SNSを巡る投資詐欺の被害があり、警察は「必ず儲かる」などの誘いはまず、詐欺を疑ってほしいと注意を呼びかけています。

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