岐阜の老舗料亭「萬松館」を提訴 岐阜市が土地と建物の明け渡しを求める

岐阜市の老舗料亭「萬松館(ばんしょうかん)」が賃貸借契約が終了したにも関わらず土地と建物の明け渡しに応じないとして、岐阜市が明け渡しを求める訴えを起こしたことがわかりました。

CBC


岐阜市によりますと金華山の麓にある老舗料亭「萬松館」は1893年に建物の大部分が、そして1911年には土地が市に寄付され、1945年に市が萬松館に対して建物と土地を貸し出す契約が結ばれていました。

契約はことし2月14日に満了したものの萬松館は建物と土地 の明け渡しに応じず、市がことし2月から4月にかけて3回送った催告状に対しても萬松館から回答はなかったということです。

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このため、岐阜市は29日付けで萬松館に対して土地や建物の明け渡しを求めて提訴しました。市は契約満了翌日のことし2月15日から明け渡しが済むまでの間、契約で定められた1か月につき100万円の賃借料を支払うことも求めています。
 

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