スマホでおさい銭！？ 財布を持ち歩かない若者も気軽に参拝　「お守りやご祈祷の支払いにも広げたい」

愛知県豊川市の豊川稲荷で、4月末から始まる「デジタルさい銭」の発表会が開かれました。

「デジタルさい銭」は、みずほ銀行が提供するシステムで、さい銭箱の上に置かれたQRコードをスマートフォンで読み込み、金額を指定するとさい銭が納められる仕組みです。

あらゆる分野でキャッシュレス化が進む中、紙幣や硬貨をあまり携帯しない若者にも気軽に参拝してほしいと導入を決めました。

名古屋の万松寺（ばんしょうじ）などでも導入されていますが、三河地方の寺院では初めてです。

（豊川稲荷 草間寛之さん）
「今回はお賽銭だけだが、お守りやご祈祷の支払いなどにも広げていきたい」

豊川稲荷の「デジタルさい銭」は、4月26日から運用が始まります。