五穀豊穣を願って水田に米のもみ種をまく 伊勢神宮で「神田下種祭(しんでんげしゅさい)」 三重

五穀豊穣を願い、伊勢神宮に供える米のもみ種をまく「神田下種祭(しんでんげしゅさい)」が行われました。

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伊勢神宮では「神嘗祭(かんなめさい)」などで供える米を内宮(ないくう)の近くにある「神宮神田(じんぐうしんでん)」で作っています。

神田下種祭は毎年4月上旬に行われる、伊勢神宮の米づくりの最初の祭典とされ、2日は伊勢神宮の関係者や地元の奉仕会など約80人が見守る中、神職らが鍬を振り下ろす所作を行って水田を清め「忌種(ゆだね)」とよばれるもみ種をまんべんなくまいていきました。

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この神事は「田おこし神事」とも呼ばれていて、五穀豊穣を願い1000年以上続いています。

これから神田に水が入り、伊勢地方では本格的な田植えの準備が始まります。

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