男子高校生が死亡した事故から2年…現場で黙祷と事故防止の啓発活動

愛知県豊橋市で自転車に乗っていた男子高校生が乗用車にはねられ死亡した事故からきのうで2年が経ち、現場近くでは事故防止の啓発活動を行いました。

2年前の3月4日、豊橋市向山大池町の信号のない交差点で、帰宅途中の自転車と乗用車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた当時16歳の男子高校生が頭などを強く打ち死亡しました。

現場は地域から押し ボタン式の信号を求める声が上がっていたものの、基準を満たしておらず、設置が見送られていた場所でした。

事故から2年が経った4日、警察官や男子生徒が通っていた高校の教員らおよそ10人が現場で黙とうを捧げました。事故後、現場の交差点は横断歩道が撤去されています。

(豊橋警察署 加納賢悟警部補)「横断歩道上は横断する人を保護するべき場所。横断歩道の手前にはダイヤマークがあるので早く見つけて対応してほしい」

警察官らは自転車に乗る人たちに反射材を配るなどして交通安全を呼び掛けました。

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