名古屋市教育委員会の金品受領問題 大学教授や弁護士らによる検証チームが初会合 金品の私的使用や人事への影響について調査

名古屋市教育委員会が教員団体から金品を受け取っていた問題を受け、人事への影響があったかなど外部の有識者による調査が始まりました。

名古屋市教育委員会は小中学校の教員でつくる団体から毎年、校長などに推薦する教員の名簿とともに200万円を超えるとみられる金品を受け取っていました。この問題を検証するため、市は教育行政に詳しい大学教授や弁護士らでつくる調査チームを立ち上げ、21日に初会合が開かれました。教育委員会に贈られた金品が私的に使われていたかや人事に影響していたかなどを調べるということです。

(調査チームで座長を務める京都芸術大学寺脇研教授)「教育現場に悪い影響があるような人事が行われていた可能性がゼロとは言えない。そうだった場合は厳正にただしていく」

調査チームは来月中に調査の結果を中間報告として取りまとめる方針です。

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