鳳笙楽器師・柴垣建男さん(76)に「くちなし章」 44年間笙を作り続ける「いつか“これぞ笙”というものを作りたい」

長年にわたり東海地方の芸術や文化の発展に貢献した人へ贈られるCBCクラブ文化賞「くちなし章」の贈呈式が行われました。

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65回目を迎えたことしのCBCクラブ文化賞「くちなし章」は雅楽で使われる管楽器の一つ、「笙」を製作する名古屋市の鳳笙楽器師・柴垣建男さん76歳が受賞しました。

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条件が整えば300年先までも奏で続けられる「笙」を、44年間作り続けてきた柴垣さん。「多くの人に背中を押し続けてもらい、あっという間にきょうを迎えた。炭をおこして笙を温める時間がものすごく幸せ」と挨拶しました。
今後については、「音の世界には限りがなく、いつか“これぞ笙”というものを作りたい」としています。

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贈呈式の後には、息子の治樹さんが柴垣さんが製作した笙を演奏しました。

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