溶接作業が原因のごみ処理施設の火災 業者に約7億5000万円の支払い命じる判決【動画あり】
8年前に発生した岐阜市のごみ処理施設の火災を巡り、市が業者に損害賠償を求めた裁判で、岐阜地裁は業者に対し、およそ7億5000万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は、岐阜市芥見の東部クリーンセンターの粗大ごみ処理施設で2015年10月に発生した火災は溶接作業が原因だとして、作業を請け負っていた荏原環境プラントに対し、岐阜市がおよそ47億円の損害賠償を求めていたものです。
岐阜地裁は5月31日、「火災事故は、溶接作業者としての基本的義務を怠ったことに主な原因がある」などとして荏原環境プラントにおよそ7億5000万円の支払いを命じました。
判決に対し柴橋正直市長は、「弁護団と判決内容を精査し、今後の対応を考えたい」とコメント。
荏原環境プラントの弁護士は、「主張を認められたところもあれば、否定されたところもある。判決文を精査して対応を検討する」と話しました。
06/01 01:31
CBCテレビ