秋の京都・仁和寺で『本物を知る寺子屋』が開催。荘厳なライトアップの中で「高砂」を合唱。能楽体験など、参加型ワークショップも

ライトアップされた仁和寺(撮影:写真家・延秀隆)

京都・仁和寺を中心とした任意団体「御室杜睦(おむろのもりむつみ)」は、2024年11月16日に、大人だけでなく子供も参加できる体験型ワークショップ『本物を知る寺子屋』の秋イベントを開催する。

【写真】美しい襖絵の広間で…

同時に、仁和寺御室桜奥 塔頭蔵と花見台では、11月16日~24日の期間、盆栽ブランドScapesによる期間限定の展示会も行われる。

《社会的問題点を解決しながら文化を学ぶ》というコンセプトの元で開かれるこのイベントでは、子供向け、大人向けの能楽体験、能楽師・上田拓司、上田宜照による「高砂」のレクチャーと謡を体験できる。

そして本物人(ほんものびと)として盆栽クリエイター・濵地周三を迎えたトークショーも。

古来から戦後まで、日本で祝い謡われてきた「高砂」。

この由来を能を通して体験し、参加者に歌えるようになってもらい、祝いの歌の意味を再認識することが今回のテーマ。

ワークショップの最後には、境内の荘厳なライトアップの中、皆で「高砂」の合唱を行うという。

また、フリータイムには境内の散策、蔵カフェでの飲食なども楽しめる。


参加費は大人3000円、大学生1000円、高校生以下は無料。収益は成就山の再生基金として活用される。


 

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